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トルコ・日本アフリカビジネス連携セミナー参加レポート

2019年8月28日18時~パシフィコ横浜展示ホールにて、「トルコ・日本アフリカビジネス連携セミナー」がアフリカにおける日本の第3国連携というテーマの下開催されました。

トルコ海外経済評議会(DEIK)トルコ日本合同経済委員会委員長、一般社団法人海外建設協会専務理事、トルココンストラクター連盟会長による挨拶の後、「トルコ企業と日本企業のアフリカ協力」と題したパネルディスカッションが行われ、DEIKトルコアフリカ合同経済委員会部長、JETROイスタンブール事務所長、JBIC財務部執行役員、三菱商事株式会社インフラプロジェクト部総括マネージャー、Gap Construction Investmentビジネス開発ダイレクター、株式会社商船三井トルコ国代表らがパネリストとして登壇し、様々な可能性について議論が交わされました。

初めに、主にアフリカの方々の生活レベルを上げること、トルコ政府が持っている考え方などをアフリカに活かすことに力を入れてきた、というトルコのアフリカとの関わり方についての説明があり、アフリカでトルコ製品と言うと欧州と同じ品質で価格が安いという認識であることや、トルコ製品の印象はよく、ビジネスの拡大を目指していることなどが説明されました。現在は、建設・建築などのインフラ整備での進出がメインですが、今後は製造業や産業での進出も目指しています。

日本は時間がかかるものの長期的に見た際に意味があるプロジェクトが多いことや、高い品質、信用があることなどの利点が語られ、トルコと日本が協力することで競争力を高め、妥当な値段で高い品質を提供できることが説明されました。また、日本はアフリカをリスクと取っているように感じるという見方が示され、リスクテイカーであるトルコがパートナーになることで、よりよいパートナーシップが構築できるという提案もありました。

アフリカの経済を統合し、インフラを強化し、アフリカの資源(人材)に投資をすることも大事であり、両国の連携により貿易やキャパシティビルディング、アフリカでのコネクション拡大等によるより大きなビジネスの実現や、デジタルインフラの構築という未来志向の取り組みにも積極的に挑戦したい旨が語られ、今後もこのようなイベントを開催し、色んな分野で日本と共にアフリカに進出していきたい、という意思が表明されました。

日本企業からは、各社の取り組みについての説明の他、トルコでのビジネスのやりやすさなど、両国のパートナーシップの重要性が語られました。

お互いの得意分野を補完し合うことで、よりアフリカの人たちにメリットを感じてもらえるようなサービスや製品の提供が実現できるのではないか、第三国連携の可能性を感じるセミナーでした。