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2019.10.30 ZENMONDO会員主催「日系企業がアフリカでのビジネスで“元”青年海外協力隊員を活用する方法」レポート

2019年10月30日にZENMONDO会員主催による勉強会「日系企業がアフリカでのビジネスで“元”青年海外協力隊員を活用する方法」が開催されました。
本会は、ZENMONDO会員であり、南アフリカに駐在しておられ、アフリカを盛り立てようといつも積極的に動いておられる杉山様、そして元青年海外協力隊員としてザンビアで活躍しておられた小林様の発案により実現しました。

8月に実施した水野様による南スーダン勉強会の折にも、元青年海外協力隊の活用がカギになるとのお話が出ました。前回の勉強会の流れを受け、青年海外協力隊とはどういう活動をしているのか、具体的にどう活用すれば良いのかを学ぶ場としてご提案いただいたのが今回の勉強会です。

元青年海外協力隊と日本企業のアフリカ進出をキーワードに、青年海外協力隊員がどんな活動をしているのか、協力隊の種類や帰国後の進路、協力隊に参加して得られた能力等、概要が説明された後、実際に活動しておられた小林様より具体的なお話を伺いました。

 

 

農業隊員として活動されていたザンビアの産業や特徴などの他、治安が良く活動しやすい国であることなどが紹介されました。食品加工をすることで栄養価を上げたり、付加価値を上げることで価格を上げたり、商品作物の栽培支援などをされたり、という実際の活動内容の他、治安が良いという国の情勢から100名前後の隊員が派遣されているというザンビアでの需要が多い職種の紹介、電気がない学校にPC隊員が派遣されるというようなハプニングもあったという現地ならではのエピソードなどが紹介されました。多数の部族からなるザンビアでは族長に当たる人たちへの挨拶が欠かせないと言います。また、縦割り行政の仕組みやレベル別にキーパーソンと仲良くなることの大切さや、レター文化であることなどが紹介されました。
協力隊の特徴としては、主体性があること、ネットワークを持っていること(帰国後も後輩隊員とのつながりがある)、臨場感(現地に入っていき自分で切り開いていく感覚)があること、課題意識(自分の将来も踏まえ)が高いこと、などが紹介され、水先案内人としてのポテンシャルの高さを感じました。

その後、杉山様より、携帯の普及率が想像以上に高いことや、スタートアップ数では日本を凌ぐ状況にあることなどアフリカの現状の補足情報が提供され、どう青年海外協力隊員を日本企業のビジネスに活かすのかについてディスカッションが行われました。
ご参加いただいた方々の中にも元青年海外協力隊としてアフリカで活動しておられた方が多くいらっしゃり、活発に議論が行われました。

 

 

ZENMONDOでは、こういった会員主催の勉強会や報告会を積極的にサポートして参ります。こんな情報が役に立つのでは、現地情報を共有したい、という講師のお申し出はもちろん、こんな会があったら嬉しいというご要望もぜひお寄せ下さい。
皆で学び、皆で成長し合える場の提供ができれば、これほど嬉しいことはありません。

最後になりましたが、今回講師を務めてくださった小林様、杉山様に改めて御礼を申し上げます。

以上