サウジアラビアの銀行最大手ナショナル・コマーシャル・バンク（NCB）は、国内4位のSAMBAフィナンシャルグループとの合併に向けた話し合いを始めたようです。両行の資産はあわせて2140億ドル（約23兆円）。リテールを得意とするNCBと、法人向けや市場部門に強いSAMBAを組み合わせ、収益の改善を見込んでいます。
新型コロナ危機と原油安の二重苦に直面するサウジの実力者ムハンマド皇太子が進める改革を支援するねらいがあるとみられます。
コロナ禍で色々と状況が変わっており、コロナが終息しても元の状態に戻るとは限らない状況かと思います。前向きな協業は今後は避けては通れない道なのかもしれません。今後も動向を注目したいと思います。
出典：日本経済新聞
（https://r.nikkei.com/article/DGXMZO60876350W0A620C2NNE000?s=3）
