INPEXは2023年にも南米とアフリカの資源開発から撤退し、脱炭素の流れで石油や天然ガスの中長期の収益性が見通しにくくなり、採算が低い地域の開発に見切りをつけて中東やオーストラリアなどに投資を集中するようです。不採算地域からの撤退で、今の収益の柱である石油やガス事業の収益性を高め、中東や豪州、日本など5カ国・地域に資金や人材を集中するとしています。次の柱に据える水素やアンモニアの生産など、脱炭素関連の事業に資金を積極的に回す方針のようです。
新しい動きをする場合、忍耐も見切りをつけることも大事で、そのさじ加減の難しさを改めて感じました。今後の動きに注目したいと思います。
出典: 日本経済新聞
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC043FG0U2A600C2000000/)
※本記事全文は有料会員の方のみ閲覧可能です。
