2/20 [ZENMONDO Pick up news]伊藤忠商事、アフリカの携帯端末をリサイクルするプログラム開始へ!

スタートアップ投資が世界的に冷え込むなか、将来にわたって人口が増え続け、成長期待が根強いアフリカにおいては、マイナスながら高水準を維持したようです。脱炭素や環境関連のクリーンテックが全体をけん引していると言います。伊藤忠商事が、アフリカの携帯端末等の電子廃棄物を回収しリサイクルするClosing the Loop社(CTL社)と提携し、国内の携帯端末1台の販売毎にアフリカの携帯端末1台をリサイクルするプログラム「E-waste Compensation」の法人向けの提供を開始するとのことです。

電子廃棄物(E-waste)は、世界で最も増えている廃棄物で、先進国から運び込まれ、途上国等に不当に廃棄されているケースが多いと言います。そこから金属を取り出し収入にしようとし、深刻な健康被害が出ているケースもあるようです。そこで、中期経営計画の基本方針として、「『マーケットイン』による事業変革」と「『SDGs』への貢献・取組強化」を掲げている伊藤忠商事が、CTL社と提携し、まず第一弾として携帯電話メーカーのFCNT株式会社(FCNT)向けに同プログラムを提供するとのことです。

日本ではSDGsの取り組みに力を入れている企業が多いように感じます。今後の同プログラムの進捗に注目したいと思います。

出典: Africa Quest.com
(https://afri-quest.com/archives/28463)

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