2019年7月30日に開催された「ヤマハ発動機 アフリカ事業説明会」に参加して参りました。
ヤマハ発動機株式会社はアフリカ52か国に特約店を持ち、アフリカでのビジネス歴も半世紀ほどとアフリカビジネスのパイオニア企業の一つと言っても過言ではありません。
そのきっかけは、偶然アフリカで「漁業指導」を目にした営業マンの「船外機と漁法指導を結び付ければビジネスチャンスになるのでは?」というひらめきだったそうです。
いつもアンテナを張り巡らしていたからこそ生まれたご縁だと感じました。
シンプルな構造で高価な薬品や専門の技術者が要らず、現地住民で運営ができるクリーンウォーターシステムや二輪車、船外機など、アフリカのニーズに合わせた商品の紹介・導入をしてこられています。
ただ装置や機材を設置/販売するだけでなく、安全な水の大切さを知ってもらうための紙芝居などによる啓もう活動や、特約店スタッフへの技術教育を目的としたヤマハ・テクニカル・アカデミーの開設など地道な努力をされていることに感銘を受けました。
また、Eコマースの普及が迅速に進んでいるアフリカの現状に合わせ、スタートアップとの連携など新たな取り組みにも積極的に動いておられます。
8月28日より開催されるTICAD7では、JETROのブース内ジャパン・フェアにも参加され、クリーンウォーター・ブルーエコノミー・防災のゾーニングで展示をされるそうです
お時間がある方はぜひお運びください。
第7回アフリカ開発会議併催 ジャパン・フェア
ヤマハ発動機株式会社の出展内容詳細は以下をご覧ください。
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2019/0730/japan-fair.html