慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業 OUI Inc.が、自社開発のiPhone アタッチメント型医療機器を使った眼科遠隔診療モデルの、ケニアでの本格的なパイロットプロジェクトを開始したとのことです。
約1時間のオンライントレーニングで、機器の使用方法をマスターしてもらい、現地病院やクリニックなど眼科医療機器が存在しない場所での眼科診療や、アイキャンプなどでの使用に役立ててもらうのが目的とのことです。
白内障は適切な時期に治療をすれば失明に至らない可能性が高いにもかかわらず、発展途上国においては白内障による失明が社会問題となっており、今回開発された小型機器により電気のない地域や被災地など場所を選ばず眼科診察が可能になるようです。
こういった技術の開発がますます進むことに期待します。
出典:PR TIMES
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000064389.html)