サウジアラビア投資省(MISA)という省レベル機関の新設により、パンデミック前に投資基盤の大改革に乗り出したサウジアラビア。外国直接投資(FDI)誘致の役割を果たす政府機関であったサウジアラビア総合投資庁(SAGIA)の任務強化が目的のようです。
「世界的健康危機のために世界じゅう多くの国が国内を向いていますが、我々はできる限り、外国を向き続けていきたい」と語る、同省投資家サービス局副長官イブラヒム・アル・スワイル氏のインタビューが掲載されていましたので、ご紹介します。
同省新型コロナウイルス対応センター(MCRC)では、他の政府機関と連携してウイルス危機がビジネスに及ぼす影響についての中心的な情報拠点として活動し、投資家たちに緊急事態中に可能な構想やサービスを知らせたり、外出禁止規制や必要不可欠ビジネスの適用除外などを案内したり、24時間対応でビジネスサポートを提供したりしており、この状況下でも投資機会の増加に意欲的です。
出典:ARAB NEWS