アルジェリアでは、現地会社の株式の51%以上はアルジェリア人株主が持たなければならないという外資投資規制(51%ルール)がインバウンド投資を難しくしているが、緩和に向けて前進しているようだ。新しい法体制では、国家的に重要な産業である「戦略的セクター」を除いた分野では原則としてこの51%ルールが撤廃されるようです。
以下のALNの記事によると、5月10日に承認された法案で戦略的セクターの対象が決定されたとのことです。
同法案により鉱業、エネルギー、軍事、交通、医療分野は戦略的セクターに指定され、これ以外の分野は外資投資規制が撤廃される見込みとのことですが、現地専門家の言葉にもある通り、現在の計画通り施行に至るのかもう少し見守る必要がありそうです。
出典:ALN
参考:JETRO
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/01/a6290a4092c5f98c.html