コロナ禍での日本の役割をテーマにJICA北岡理事長がお話された記事が日経新聞に掲載されていましたので、ご紹介します。
グローバリゼーションは終わったという見解もある中、グローバリゼーションの終わりはあり得ず、日本自身のためにも、感染症に強いシステムを世界に広げる必要があるとの見解を述べておられます。
コロナ禍において、途上国に対しマスクや防護服などの医療機材を送り、医療チームを派遣している中国の保健医療体制に疑問を呈しておられ、かねて治療より予防に力を入れてきた日本の姿勢や地政学的要素等からも鑑み、世界の保健医療協力システムの推進に寄与するのが日本の課題ではないかとまとめておられます。
特に対アフリカでは歴史的にもしがらみのない日本が主導することは意義があるのだと思います。withコロナの時代をどう生きるのか、日本の戦略の見せどころなのかもしれません。
出典:日本経済新聞
(https://r.nikkei.com/article/DGXKZO61195960W0A700C2KE8000?unlock=1&s=1)
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