ごみから生成したエタノールを消毒剤として活用する「シンプル」かつ低コストな方法を、イスラエルの科学者らが開発したようです。サトウキビやトウモロコシなどの植物原料を使ったエタノール生成は以前から行われていますが、製造過程が複雑で高コスト。ごみを利用する手法は、「より簡単かつ安価で、小規模なうえ環境にも優しい」と言います。
本手法は5年前から研究を続けているテルアビブ大学のチームとハイファ大学との共同研究で生み出されました。
世界的に需要が増している消毒用エタノールが身近なもので精製できるとしたら、資源の無駄も削減できます。商品化に向けた動向に注目したいと思います。
出典:AFPBB News