2019年1月21日(月)、エジプト・アラブ共和国・大使公邸にて、ZENMONDO主催イベント『ZENMONDO World Tour ~エジプト文化薫る・音楽鑑賞夕食会』を開催いたしました。
同イベントには、ZENMONDO会員を中心として、エジプトでビジネスや文化に関わっておられる方々やご関心のある方々、中東アラブの音楽や食文化に関心のある方々をご招待して、「エジプトの素顔を知ろう」、「エジプト文化に触れよう」と、日本にいながら本場エジプトの音楽とお食事を、皆で共に楽しむイベントとなりました。
こちらの記事では、当日の様子を写真とともにお届けします。
開会
夕食会はアイマン・アリ・カーメル大使によるスピーチで開会しました。
大使は、中東アフリカにおけるエジプトという国の立ち位置や、近年のエジプトの目覚ましい経済成長等についてご説明くださいました。
そして、エジプトと日本が協力して発展していくことの必要性を、参加者の皆様に強く訴えかけられました。
参加者の皆様は大使の力強いお言葉に聞き入っているようでした。
続いて、ZENMONDO代表・伊藤(荒井)三奈より、開会のスピーチがありました。
伊藤代表は、カーメル大使との過去のエピソードを交えながらZENMONDOのビジョンについて述べました。
参加者の皆様に加え、大使も伊藤代表のもつ将来のビジョンに共感するように頷く様子が印象的でした。
ウード演奏
続いて、エジプトの伝統楽器であるウードの演奏者、常味裕司さんによるウード演奏がありました。
常味さんはウードの歴史をわかりやすく皆様に説明した上で、エジプトの伝統的な楽曲を披露してくれました。
日本でエジプト音楽を聴くことのできる場があまりないためか、参加者の皆様ものめり込むように聞き入っていました。
ウードの独特な音階が奏でる旋律に、会場がまるで現地エジプトにいるかのような雰囲気に包まれました。
お食事会
レセプション・エリアから、ダイニング・ルームに足を踏み入れた途端、皆、あっと声をあげ、伝統的なエジプト文化一色の雰囲気に息をのみました。美しくデコレーションされたダイニング・テーブルに、一度でもエジプトを訪れたことのある人ならご覧になったことがあるラマダン・ランプなどが美しく飾られ、一つ一つに文化の香りを感じ、第二の故郷を思い出した方もあったでしょう。
お食事は大使夫人監修のもと、公邸料理人による数々のエジプトの伝統料理が振るまわれました。
一つ一つのお料理の由来や中東の他の地域のお食事との比較、どのような香辛料が使われているかなど、大使夫人から丁寧なご説明もあり、普段なかなか口にすることのない珍しい伝統料理の数々に、本場のエジプト食文化に皆が舌鼓をうちました。
閉会
美味しいエジプト料理に話の尽きない中、最後に、再びカーメル大使と伊藤代表による挨拶を経て夕食会は閉会しました。
参加者の皆様も、音楽とお食事を通してエジプト文化を身近に感じる体験と、大使公邸での夕食会という滅多にない機会に大満足のようでした。
夕食会を通して交流を深めた参加者の皆様が閉会後も話が尽きない様子がとても印象的でした。
今後も、ZENMONDOでは、同様のイベントを各国大使館の協力のもと開催し、様々な国の文化を身近に感じていただく機会をご提供する予定です。
大使と直接お会いしお人柄にふれ、同国でビジネスをされている方、目指している方、文化にご興味のある方が、文化を通じ繋がる機会もなかなかないと思います。
是非、皆さまの今後のご参加をお待ちしております。
ZENMONDOは、これからも、日本とこれらの国々を文化で、ビジネスで、繋いで参ります。