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ZENMONDO -Talks3-イスラエルビジネスのパイオニアが紡ぎだす“イスラエルと日本との縁”₋対談ディスカッション

去る2019年3月20日(水)に「ZENMONDO -Talks3-イスラエルビジネスのパイオニアが紡ぎだす“イスラエルと日本との縁”₋対談ディスカッション」が開催されました。

ライトアップされた東京タワーなどの夜景をバックに、十数名がお飲み物を片手に集う中、株式会社イスラテック 代表取締役CEO加藤清司さんとZENMONDO代表の伊藤(荒井)三奈との対談が繰り広げられました。

「中東のシリコンバレー」と呼ばれているイスラエルでは、年間1,000社程度の企業が誕生し、様々なイノベーションが起きています。

㈱イスラテックでは、イスラエルの企業情報をデータベース化し、イスラエルのスタートアップを活用した日本企業向けのコンサルティングや情報提供を行っておられます。

 

合理的な国イスラエルとのビジネスは、質問を明確に

イスラエルの様々なスタートアップ企業を見てこられたエキスパートの加藤さんによると、イスラエルはとても合理的な国なのだとか。

徴兵制が義務付けられていることもあり、どこにいても生き延びられるような考え方をすることや危機管理の習慣が日常的に根付いているというので驚きです。

ITセキュリティーの分野が強い理由も、そういう国民性にあるのだと納得できました。

そういった気質を加味し、日本企業がイスラエルの方々とお付き合いする上で知っておくべきポイントも伺いました。

 

合理的であることが常に求められる雰囲気があり、意図や目的が明確でない曖昧な質問は理解されない可能性が高く、注意が必要です。

ミーティングの場に置いても、誰がどの分野の担当で、どういう役割を果たすのかが明確な方が相手に受け入れてもらいやすいところがあるようです。

一見、冷たい感じがしますが、歴史的な背景や国のシステムがこういった合理的な国民性を産んでいるのかもしれません。

 

イスラエルでビジネスする上で、大切な2つのポイント

ビジネスをする上で、そしてイスラエルを理解するのにとても大事なポイントを教えていただきました。

加藤さんによると、イスラエルがハイテク国家になったのはここ30年ほどのお話なのだとか。

その背景にあるのは、ソ連崩壊後の移民政策など政府の戦略的な構想ではないかと語られます。

 

また、狭い国土にR&Dセンターがひしめき合っているという環境もイノベーションには有利だと言います。

様々な要因が混じり合い、今のハイテク国家イスラエルの形成につながっているのだと実感しました。

 

ビジネスのポイントは、「誠実であること」、「多様性を持ちつつも独自性も大事にすること」、の2点だと加藤さんは語ります。

このポイントはイスラエルに限らず、世界で活躍するために重要なポイントだと言えるのではないでしょうか。

 

 

後半のディスカッションでも、質問が飛び交い、中身の濃い時間を過ごすことができました。

イスラエルの方々の考え方や本質を知り、最新技術だけではないイスラエルが見えてきたようです。

都心の夜景に負けないくらい参加者の皆さまの瞳も様々な可能性にキラキラと輝いて見えました。