政情不安や混乱が続き、祖国を離れ日本で暮らすアラブ人の子どもたちも増えているようです。そんな中、母語であるアラビア語のオンライン授業を無償提供しようと、広島の中東研究者らが支援グループを立ち上げ、運営資金をクラウドファンディング(CF)しているという記事が掲載されておりましたのでご紹介します。
日常生活では日本語に慣れ、自分たちのアイデンティティでもある母語を十分に学ぶ機会を与えられるというのは素晴らしいことだと思います。「両方の言葉を話せる子どもは、日本とアラブの懸け橋になる存在だ」と講師の一人がお話されていますが、こういった取り組みがうまくいき、懸け橋人材が増えることも大事なことだと感じました。
出典:日本経済新聞
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF018N50R00C21A6000000/)