3.11から10年が経過しようとしています。震災では、クウェート政府が日本政府に原油500万バレルを寄贈し、この支援をもとに日本政府が被災した各県に交付金を配分しました。
岩手県には支援金として84億円が充てられ、三陸鉄道にはこのうち約20億円が配分され、被災車両の新造のほか、津波で流された駅の再建・建設などに活用したとのことです。
今回、クウェートへの謝意を示す列車として4種類のヘッドマークを掲げた運行のほか、宮古駅の窓口担当など一部の社員が同国の民族衣装を着て執務するなどして利用客にクウェートの復興支援を知ってもらう試みをされるようです(期間限定)。
ご存じでない方も多いかと思いますので、両国の絆が紹介される良い機会だと感じました。
出典:日本経済新聞
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB017KP0R00C21A3000000/)